ABBA文化体験 香道

香道

絹に残った風雅と禅味

日本伝統芸道の一つとして、香道は唐の時代の中国から伝わったと言われます。「茶道」、「華道」、「書道」と「香道」が日本伝統芸能における「雅道四流」とされます。

香道は、化学成分を使わず天然素材のみを使用し、沈水香木を主原料として違う素材の混合により香りの表現も変わります。香木の香りを鑑賞する「聞香」と、香りを聞き分ける遊びである「組香」により、香りそのものを楽しめます。

香道は「香りを聞く」の学びだけではなく、香りの傾聴と観賞はより一層の修養を積めます。香道の規矩により、お香の会を出席する時に、黙座し立ち上る香煙を静かに観賞しなければなりません。最初の濃厚の香りから段々消散していて、音も空中へ消え去ってしまうことの中で、世の中の諸行無常を感じ、心をリラックスさせ、品性を修養します。

香道は最初の仏教の「供香」、名門貴族の「空香」、文人墨客の「玩香」から、今までの儀式感のある、心の芸術へ昇華しました。

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